なぜ外壁塗装は必要か?
塗装工事とは?
塗装工事は大きく分けて2つに分られます。
- 家を保護する為の塗装工事
- 家の美観を整える為の塗装工事
1.家を保護する為の塗装工事
ひび割れ、サイディングの場合にはシーリングの割れ・劣化などを処理して塗装する塗装工事です。
保護=防水処理をすることにより、家の耐久性を向上する為に行う工事になります。
2.家の美観を整える為の塗装工事
ひび割れ処理などを簡単に済ませ、主に美観=きれいにすることに重点を置いた塗装工事です。
主に、店舗や売却などを考えた時に行う塗装工事になります。
家と人は同じです
人・・・定期的に歯医者に行ったり、人間ドックに行ったりして健康を保ちます。
家・・・定期的に修繕したり塗り替えたりして家をもたせます。
家の場合、8年から15年のサイクルで塗り替えをします。
家にとっていけないことは?
こけ・カビが生えることよりも、ひび割れなどにより雨水が内部に浸入することです。
こけ・カビは、塗膜の表面上の問題なのでそれ程気にすることはありません。むしろ、ひび割れに問題があります。
雨水の浸入方法は?
雨水の浸入方法は、大きく2つ挙げられます。
- 屋根からの雨水の浸入
- 外壁からの雨水の浸入
1.屋根からの雨水の浸入
外壁から雨水が浸入するに比べて屋根からの方が雨水の浸入は多くなります。
少し考えていただければわかるかと思いますが、雨が降れば必ず屋根は濡れますが、
外壁は年に数回(ちょっと大げさですが・・・)しか濡れません。屋根材(コロニアルでも瓦でも板金でも)ひび割れしていたり、破損していると雨漏りが生じます。
基本的な構造として、防水シートが張ってあるので多少のひび割れ、破損では雨漏れはしないことがあります。
また、コロニアル(カラーベスト、スレート瓦)に限って言えば、塗装して縁切りという作業をしていない場合に、毛細管現象により雨漏れを引き起こす可能性があります。
2.外壁からの雨水の浸入
特に、サッシ廻りに多く発生しています。サイディングの場合には、目地のシーリングのところからも雨水が浸入します。
外壁は屋根に比べて、台風の時や大風と伴う雨の時くらいしか雨水が外壁に当たりません。
ですから、外壁からの雨漏れはなかなか発生しないのが現状です。
モルタル壁の場合、縦のひび割れよりも、横のひび割れが雨漏れの原因になりやすいので特に注意が必要です。
その理由は、横のひび割れは縦のひび割れに比べて、雨水が外壁を伝わった時に受け口となり雨水が外壁内部に入り込み易いからです。
塗装工事の目的は?
塗装工事の目的は、家を保護することと同時に家の美観を整えることになります。